愛陶スクールプログラムの予約
開催日 2013年10月12日(土)から2013年12月23日(月)
会場 愛知県陶磁美術館 本館 第1・2特別展示室
休館日
毎週月曜日
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鈴木治(1926―2001)は、戦後の日本の陶芸界を牽引した陶芸家です。
鈴木は、1926年京都に生まれ、京都市立第二工業学校窯業科を卒業しました。小学校卒業後、千家十職の永楽善五郎の工房で轆轤職人をつとめていた父に轆轤の手解きを受け、第2次世界大戦後、本格的に陶芸の道に入りました。1946年京都の若手の作家が中心となり結成した「青年作陶家集団」に参加しますが、翌、1947年にはその後前衛陶芸の旗手と称された八木一夫とともに「走泥社」を結成します。「走泥社」結成後は、盟友山田光とともに、「走泥社」の中心的存在となり、八木一夫が没したあとの「走泥社」を牽引しました。また、「走泥社」50周年の記念の年に結社を解散すると大きな決断を下し、前衛陶芸あるいは現代陶芸に大きな提言を果たしました。教育者としても大きな功績を残し、大阪芸術大学を始め京都市立芸術大学の陶芸科の教授として長きに渡り後進の指導に励みました。
鈴木の陶芸は、機能性を持たないものがほとんどですが、それらは「オブジェ」と呼ばれるようなものではなく、あくまで土と火による表現に重点を置いています。鈴木は陶芸に対する自らの想いを「泥象」という作品名に託し、動物や自然現象などを着想源とした独自の作風で、常に新しい境地を切り開いてきました。その長年の功績により、陶芸界では初となる朝日賞を受賞しました。
本展では、鈴木が到った「〈使う陶〉から〈観る陶〉へ、〈観る陶〉から〈詠む陶〉へ」の足跡を、初期作品から晩年の未発表作品までを含む約150点でご紹介します。没後10年を経てもなお、色あせることなく私たちに新鮮な感動を与えてくれる鈴木の作陶の輝きをご覧いただければ幸いです。
◆1999年に現存作家としてはじめて東京国立近代美術館で回顧展が開催された鈴木治の大回顧展。鈴木治の陶芸の全貌がわかります。
◆晩年の未発表作品のシリーズを初公開します。最後に鈴木が伝えようとしたメッセージをご紹介いたします。
◆戦後に日本の現代美術が大きく花開く時代状況と実用性を持たない陶芸作品が生まれる背景が、鈴木の作品を通じて見えてきます。
◆陶芸家・加藤清之氏による講演会を開催します。加藤氏は鈴木との交流が深く、また前衛陶芸が盛んな時期に活躍した陶芸家の一人です。 鈴木の作品、時代状況などを目撃者・当事者としての視点で語っていただきます。
鈴木治プロフィール
鈴木治(SUZUKI Osamu) 京都:大正15年(1926)から平成13年(2001)
轆轤職人であった鈴木宇源治の三男として京都に生まれる。1943年京都市立第二工業学校窯業科卒業。46年青年作陶家集団に参加。48年に八木一夫、山田光らと走泥社を結成した。八木一夫が《ザムザ氏の散歩》を発表した54年に鈴木もオブジェ制作を始めている。50年代は壁体にスタンプ痕をリズミカルに施した作品であったが、60年代にはいると、土の質感を存分に引き 出した簡明なフォルムによる「馬」や「鳥」、「雲」などの泥象シリーズを展開する。それは原始美術の大らかさと近代的造形感覚の厳しさが同居したものである。71年からは青白磁の仕事を開始するなど、表現の幅の広さを見せた。
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本館1階ミュージアムショップにて、本展覧会図録を販売します。
価格:2,000円(税込)
出品作品の紹介や専門家による解説を収録しています。
| 会期 | 2013年10月12日(土)から12月23日(月・祝)まで |
|---|---|
| 会場 | 愛知県陶磁美術館 本館 第1・2特別展示室 |
| 開館時間 | 午前9時30分から午後4時30分(入館は午後4時まで) |
| 休館日 | 毎週月曜日 |
| 観覧料 | 一般600円(480円)・高校/大学生500円(400円)・中学生以下無料 |
| 割引制度 | 本展は、あいちトリエンナーレ2013のパートナーシップ事業です。 さまざまな割引制度がございます。 割引一覧はご利用案内の割引制度をご覧ください。 ※各割引制度の併用は不可。 |
| 主催 | 愛知県陶磁美術館、日本経済新聞社、中日新聞社、テレビ愛知 |
| 後援 | 愛知県教育委員会・愛知高速交通株式会社(リニモ) |
| お問い合わせ先 | 愛知県陶磁美術館 学芸課〒489-0965 愛知県瀬戸市南山口町234番地 |
| 報道機関の皆様へ | 展覧会・イベントなどの情報詳細、画像貸出は担当までお問い合わせください。 |